修行時代は教わることを実践する日々でしたが、独立開業してからは自由な発想でイタリア料理と向き合う事にしました。
その土地の食材とその土地で昔から使われる調味料を合わせることはイタリアも日本も同じで馬肉のカルパッチョには熊本のお醤油とオリーブオイルを混ぜて使ったりバルサミコ酢とは甘味のある白味噌を合わせて使ったり葛をソースに使ったりと主張し過ぎない和のエッセンスを取り入れています。
食材を大切に育て届けてくださる生産者さんや漁師さん食肉の工房の方への感謝を込めて食材の魅力を最大限に活かせるよう常に心がけています。